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2021年01月10日

少女漫画家、萩尾望都の『イグアナの娘』は歪んだ家族を描いていた!


1月10日イグアナの娘




今日のワードは
 少女漫画の神様と言って過言ではない

 萩尾望都先生作

『イグアナの娘』です!

ありのままの自分を愛せない、愛してもらえない
その葛藤、苦しみがベースにあります。





萩尾さんは子供のころ、親から認められず

自分は宇宙語を話しているから意志が伝わらないのか?

考えたことがあるそうで、

そんな体験から

母娘の意思疎通の隔たりを
イグアナという動物の姿を
使うことで描いた



のだといいます。



イグアナの娘. 萩尾望都jpg




母子関係はこんな風でありなさい!

というおしつけから

支配的になりがちだという。

その中で生れた葛藤やトラウマ。

それがこの物語に上手に織り込まれています。





私の母親の世代は昭和の古い価値観で、

今より女性が苦しんだ時代だとも思います。



お金を稼いでくるお父さんが一番偉い時代

女性には、結婚と出産と家庭が

一番重要とされていました。




そんな高度経済成長期の教育的文化背景も

失敗した子供(あるいは自分の思いと違う)に対し

励ますよりも非難してしまうのを

至極当然にしてしまったのでしょうね。









また同性の子供である娘に対し、

自分が持つ葛藤やトラウマを

反映させたのだろうとも想像できます。



でも子供のころはそんなことは判りません。





私の同年代の友人達の母娘関係も様々で、
バラエティーに富んでいるとも言えます。
皆それぞれの方法で取り組んでいると感じています。




私の場合は

普段はA型にしか見えない
B型父親と
B型に違いないと思っていたけど
AB型だった母親の間で
彼らの性格のありようを
よくよく観察する子供でした。


どのボタンを押すとどんな反応が返ってくるか!
人って解りにくい生き物だなと感じていました。



また自分には子供が居ないので
 親の気持ちも想像するのみです。



萩尾さんは、この物語で母親とその娘の

立場や考え方、感情の変化を描ききることで、

自分の内面が随分と浄化されたといいます。








母と娘の関係は、現在においても

深い問題を抱えていると感じています。






マンガの内容は NHK Eテレの
「100分de萩尾望都」で放送されたものです。

その中で紹介された漫画は

【トーマの心臓】
【イグアナの娘】
【バルバラ異界】
【ポーの一族】

です。





萩尾望都作品の中にはSFものが沢山あります。

【11人いる】や【地球(テラ)へ】など
お気に入りが色々あります。






上記の
【バルバラ異界】
2006年日本SF大賞を受賞しています。

不老不死や火星移住、夢の中の無意識の世界観。

様々な要素を取り入れた作品です。





こちらもお勧めです!






1972年に発表された【ポーの一族】

2018年宝塚花組で初演されましたが

ことし2021年新たにミュージカルが上演されます。







千葉雄大のアランポーツネル!観てみたい!!













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otenki315 at 21:48│Comments(0)イラスト | トピックス

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