バンクシー

2021年01月24日

バンクシー展!天才か反逆者か?いや普通の人だと思う!!




1月22日バンクシー展


今日のワードは

『バンクシー』です。


バンクシーといえば、ストリートアートというか
ざっくり言うと壁に落書きしちゃう人で、
その作品に強いメッセージや社会風刺が込められていて
その奇想天外な活動からか
著名セレブが高額で作品を購入したりして
かなり有名になってきています。


(以下のサイトから一部引用しました)
  







先月、大阪は南港ATCギャラリーにて

バンクシー展を観てきました。


バンクシー展4


入場は予約制で、混雑していませんでした









音声ガイドが無料で利用できたので

ほとんどの人がイヤホン片手に見ていました。









  バンクシーを知ったのは友人から彼の映画を
見に行こうと誘われてからです。

ニューヨークの街のあちこちに
神出鬼没のバンクシーが彼の作品を仕掛けていきます。

それを皆が必死に探し回るという宝探しゲーム!

ニューヨークをハックした1か月を追った
ドキュメンタリー映画でした!!

  


  

例えば

クイーンズに作られた廃材のスフィンクスを見つけた
自動車修理工場の男たちがそれを持ち去り転売した。

なんていうこともあります。
彼らはいったいいくらでそれを売却したんでしょうね?

ニューヨークが騒然となるのも当然ですね。













これは展覧会のチラシにもなっている

有名なバンクシーの絵なんですが

過激派を思わせる服装の男性が投げようとてにしているのは

危険物ではなく花束です。


バンクシー展3



彼の多くの作品の中には

強者と弱者

戦争と平和

大人と子供

という対比が使われます。

その中に強烈な皮肉や警告があります。



彼の絵はもちろんうまいのですが天才かと
いうとまた違うような気がします。

どの絵にも本当に普通の人が
日常に抱く違和感や反論が描かれています。


反逆者などという過激な思想ではなくて
一般市民が言いたい!不満だ!と思っている
そんな題材ばかりなんじゃないかなと感じました。











今回の絵画展で一番衝撃的だったのが

ディズマランドです。




でぃずまランド6


2015年8月から5週間、
イギリス郊外に実際に作られた
悪夢のテーマパーク」です。



あのネズミの楽園をパロディった遊園地なんですが

その皮肉が強すぎておどろきました。

美しいプリンセスが波打って見えますね!!

幻想の世界へようこそって感じでしょうか??





シンデレラ城に入ってみると・・・



中は真っ暗。
なぜかシャッターを切る音がきこえてくる。
奥まで歩くとカボチャの馬車がひっくり返っていて、
中でお姫様が目を開けて死んでいる…。
シャッター音は、パパラッチたちがその様子を
無情に写真におさめている音だった。



でぃずまランド1

(事故にあったプリンセスをパパラッチが激写中)
photo_LNP/REX Shutterstock



報道というシステムを強烈に批判した展示です。

夢の世界の住人でさえ、幸せではいられない?

自分が見ているものの
価値観や概念をひっくり返す展示が続きます。





ディズマランドを訪れた人々を撮影した映像も
流れていましたが、憔悴して出てくる大人たちとは対照的に
子供たちはキャッキャと喜んで楽しそうでした。

いろんな価値観をまだ
持ち合わせていないからなんでしょうか?

これから大きくなっていく子供たちに
現代の社会はこれと同じものを実際には
見せているんだよ!


と警告しているのかもしれません。







バンクシーはその活動を通して
人々に強いメッセージを送り続けています。

今回はその活動の内容を色々見る中で、

彼は一人ではなく
実際は複数のグループなんじゃないかな?

とも考えました。



いずれにせよ、

その手法や表現が天才的だ!!

と思いました!!






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otenki315 at 12:00|PermalinkComments(0)